実家に顔を出したとき、お袋さんに通帳を渡される。
近所にある銀行の口座。 俺が小学生くらいの時に、お年玉を入れておく用に作ったもの。
10年くらい前から、お袋さんは俺に保険をかけてくれてるんだけど、
見ると、その配当金がその口座に入金されていて、手付かずで残ってる。 額は16万。
これを使って良い、と。
もう、言葉で表すことができないので、事実だけ、書いておきます。
お袋さん、充分です。 どうもありがとう。
親孝行しないと。
実家に顔を出したとき、お袋さんに通帳を渡される。
近所にある銀行の口座。 俺が小学生くらいの時に、お年玉を入れておく用に作ったもの。
10年くらい前から、お袋さんは俺に保険をかけてくれてるんだけど、
見ると、その配当金がその口座に入金されていて、手付かずで残ってる。 額は16万。
これを使って良い、と。
もう、言葉で表すことができないので、事実だけ、書いておきます。
お袋さん、充分です。 どうもありがとう。
親孝行しないと。
この状況で、唯一の光明は、
先月から雲行きが怪しかったので、経費削減をしていたこと。
来月から、それにプラスして、仕送り分が減るので
売上げさえ変わらなければ、月10万くらいは余裕がでる、
…はずなんだけど、やはり雲行きは怪しいまま。
とりあえず手を動かし、状況が変わらないなら
バイトさんの解雇、そして、手持ちの物を売って身軽にして、
10年前に、この仕事を始めた状態に戻す。
そして、9月が契約更新なので、
アパートの解約まで考えておきたい。
同業でも、この10年、しっかりやってた人たちは、
会社組織にしたり、スタッフを何人も抱えてたりするのに、
俺は、ふりだしに戻ることに。
この10年、俺は、何をやっていたんだろう。
なりふりかまってる場合では無いので、
毎年、友人の会社にまぎれこませてもらっていた人間ドック
(実費なので、40000円ちかくかかる)は、キャンセルしてもらい、
夜に、親のところに行って、当面は、仕送りを半分にして欲しい、と伝える。
親には、前から、半分で良いとは言われていたのだけど、
俺のほうから、断っていたもの (といっても、たいした金額でも無いけど…)
正直、親への仕送り額を維持するのは、自分の中で、最後の砦だった。
でも、今まで、自分の力で、なんとかやりくりして、生きてきたつもりだったのだけど、
今回、親に迷惑をかけてしまったことで、
自分のやり方が間違っていた、という現実を、直視することにした。
人並みの生活水準になるまでは、仕事を含め、自分のこだわりみたいなものを捨てる。
最近、親と同世代の人が亡くなったニュースが、とにかく気になってしまう。
一刻も早く結婚して、子供を作って、
親に孫に顔を見せてあげなければ、間に合わない。
でも、今の俺といえば、収入が下がり、カツカツの生活をしてるなか、
税金と保険料の支払いで、がんじがらめに。
それを借金でおさめたとしても、収入が良い時でさえ、2年半かかったのに、
今の状態では、何年かかるか判らない。
返し終わったときは、もう手遅れ。
俺も、親も、時間切れ。
若いときは、どんなに苦しくても、立ち直る時間が残っている。
歳をとると、時間が残っていないのが、一番つらい。
あと、長くても3年がタイムリミットだろう。 最近、後悔ばかり。
社会の本流じゃなくても、生きていければ良いか、という考え方のツケは、
40歳を超えたときに、まとめてやってくる。
実力もないのに、無頼をきどるなかれ。
俺みたいになるよ。