実家に顔を出したとき、お袋さんに通帳を渡される。
近所にある銀行の口座。 俺が小学生くらいの時に、お年玉を入れておく用に作ったもの。
10年くらい前から、お袋さんは俺に保険をかけてくれてるんだけど、
見ると、その配当金がその口座に入金されていて、手付かずで残ってる。 額は１６万。
これを使って良い、と。
もう、言葉で表すことができないので、事実だけ、書いておきます。
お袋さん、充分です。 どうもありがとう。
親孝行しないと。
2014 年 4 月 のアーカイブ
お袋さんに渡された、通帳
2014 年 4 月 7 日 月曜日お袋さんに迷惑をかけて
2014 年 4 月 7 日 月曜日このあいだ、強制執行がお袋さんの口座に行ってしまい、
あわてて、30万円を、キャッシングして渡したのだけど、
さっき、お袋さんと顔をあわせたときに、
「私の口座にお金が有って良かった。 それに、（俺に）貯金があるなら…。 何も無かったら心配だったけど、安心した」
と言われる。
ごめんな。
あの金は、借金して渡したんだよ。 貯金も無いんだよ。
ほんと、いかに俺が、適当に生きてたか。
ただでさえ、孫の顔を見せてあげられてないのに、心配までかけて。
本当にごめん。
この１０年、俺は、何をやっていたんだろう
2014 年 4 月 7 日 月曜日この状況で、唯一の光明は、
先月から雲行きが怪しかったので、経費削減をしていたこと。
来月から、それにプラスして、仕送り分が減るので
売上げさえ変わらなければ、月10万くらいは余裕がでる、
…はずなんだけど、やはり雲行きは怪しいまま。
とりあえず手を動かし、状況が変わらないなら
バイトさんの解雇、そして、手持ちの物を売って身軽にして、
10年前に、この仕事を始めた状態に戻す。
そして、９月が契約更新なので、
アパートの解約まで考えておきたい。
同業でも、この１０年、しっかりやってた人たちは、
会社組織にしたり、スタッフを何人も抱えてたりするのに、
俺は、ふりだしに戻ることに。
この１０年、俺は、何をやっていたんだろう。
役所とか税務署の人間に対して
2014 年 4 月 6 日 日曜日役所とか税務署の人間に対して。
役所の人間は、法律に即した対応をしてる、というのが建前。
でも、こちらも人間。 あちらも人間。
理不尽なことを言われたり、されたりする。 そのとき、みんなどうしてるのだろう。
「税金や保険料は一括納付」が原則といっても、
今回の俺の場合、分割払いするにあたって担当者と何度も折衝をし、
金額も決めているのに、
担当が替わった、の一言だけで、一括払いを要求された。
最初は、納得できなかったものの、
また時間をかけ、確定申告書やら銀行の通帳やら、全部見せて説明したうえで、
１年と期限を決め、誓約書を書き、はんこを押して、市長印の入った書類まで受け取ったのに、
滞納当時、親が世帯主だったから、と言う理由だけで、
２ヶ月もたたないうちに、親の口座に強制執行がかけられた。
たしかに、強制執行するにあたっての、条件はクリアしてるのだと思う。
法に沿った措置なのだと思う。
でも、人間の感情は、法で割り切れない。
役所の人間は、自分の担当した分を徴収できれば、それで終わったことになるのだろう。
でも、こっちは生活がある。
馬鹿にしたような態度も、頭に焼き付いてる。
徴収されて、そこで終わるものではない。
みんな、滞納した自分が悪いのだから、と、
ものわかり良く納得してるのだろうか。
なりふりかまってる場合では無い
2014 年 4 月 5 日 土曜日なりふりかまってる場合では無いので、
毎年、友人の会社にまぎれこませてもらっていた人間ドック
（実費なので、40000円ちかくかかる）は、キャンセルしてもらい、
夜に、親のところに行って、当面は、仕送りを半分にして欲しい、と伝える。
親には、前から、半分で良いとは言われていたのだけど、
俺のほうから、断っていたもの （といっても、たいした金額でも無いけど…）
正直、親への仕送り額を維持するのは、自分の中で、最後の砦だった。
でも、今まで、自分の力で、なんとかやりくりして、生きてきたつもりだったのだけど、
今回、親に迷惑をかけてしまったことで、
自分のやり方が間違っていた、という現実を、直視することにした。
人並みの生活水準になるまでは、仕事を含め、自分のこだわりみたいなものを捨てる。
