ここまで詳しく書くと、役所の担当が見れば、簡単に特定されるだろうけど、
健康保険料を滞納してる人の参考になるかもしれないので、いいか。
ちなみに、かなり長いです。
4月から新しいスタートだ!と、心機一転宣言をしたとたん、
不測の事態が発生。
長らく分割払いをしていた「国民健康保険の滞納分」について
このあいだ役所に出向き、残り1年で完済することを伝え、誓約書にもハンコを押して提出し、
ひと安心していたら、
突然、銀行口座に、全額まとめての強制執行をくらった。
それを知ったのは、分割分を払おうと、区役所に出向いたとき。
もう、強制執行されたあと。
誓約書を出して、まだ2ヶ月だし、腹がたって、
このあいだ、分割の話をした担当に電話をつなげてもらったところ、
小馬鹿にしたような態度で「法律に沿ってるので、なんの問題もないですよ?」と、言われる。
その足で、直接、担当に会いに行き、話をしても、
すでに強制執行をした後だからか、とりつくしまなし。
なぜ、こんなことになったかというと、
俺は、ずっと親元を離れて暮らしているものの、
国民健康保険を滞納してた当時、住民票が本籍にあったせいで、
滞納分が、世帯主、つまり母親の名義になってしまっていた。
で、母親の口座に、国民年金が入金されていて、
親が、老後の備えとして手をつけず取っていた為に、それが財産とみなされ、
今回、強制執行されてしまった、と。
翌日、民間の法律相談窓口に行き、事情を話したところ、担当の人いわく、
もし、その口座のお金が、「それが無いと、業務に支障がでる」とか、
「今日のごはんさえ食べられない…」なら、強制執行が取り消される可能性はあるものの、
継続的に残高があると、財産とみなされ、強制執行の解除は簡単ではない、とのこと。
あと、びっくりしたのは、誓約書には、なんの法的効力も無く、「口約束」と同じ、と。
(誓約書は、複写式の書類に署名捺印し提出。 謄本に、市長のハンコが押されて返信される)
ただ、その法律相談の人いわく、
最近の保険料の債権回収は、担当者によってはかなり強引なので、その相談も増えてるらしく、
俺の場合も、毎月約束どおり支払っていて、完済の約束までしているし、
強制執行が法律的に問題は無いとはいえ、やりかたが強引だから、
苦情を言うつもりなら、しかるべき人を紹介する、と。
前日、
当の債権回収の担当と話していたとき、腹がたっていたので、
「不服申し立てをする」と、いきまいたし、
担当者の態度には、クレームを入れたいのだけど、
そんなことを同じ役所に言っても、却下されるだけで、恥の上塗りか。
結局、このまま、不服申し立てはしないことになりそう。
あれだけ担当の前で、威勢の良いことを言っておいて、我ながら、本当にかっこわるい…。
あの小馬鹿にした態度をとった担当にも、腹で笑われてるんだろうな。
頑張って、滞納分を減らしゴールが見えたとたん、
強制執行、しかも親に迷惑をかける、という最悪の結果になったふがいなさ。
そして、それを避けられなかった自分の甘さ、知識不足への怒りで、
まる2日、何も食べられなかった。
そもそも、滞納当時、面倒くさがらずに住民票さえ移していれば、
俺の財産と、親の財産は、当然のごとく区別され、こんなことにはならなかった。
すべては俺の責任。
とりあえず、親に事情は説明して、強制執行分のお金を渡すのは待ってもらっているけど、
今後の返済計画も、大幅に方針転換をせざるを得ない。
もう、税金や保険の分割払いは、こりごりなので、
キャッシングして、一括で返すことになりそう。
とにかく、今日から死ぬ気で働きます。